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エアナットランナー

自動化による組付工程の締付管理

今日、目覚しい勢いで産業界に“組立ラインの自動化及びロボット化”が進展している中で、 ねじ締めの自動化も自動車産業を中心として急激に進歩していますが、 一般的には未だ作業者の「カン」によるインパクトレンチ、ドライバー等のハンドツールによる締付作業が大半です。

私共、技研工業(株)は唯一のナットランナ専業メーカーとして、 ねじ締付の自動化、省力化に対応したユーザーニーズに密着し、高まりつつ変化していくご要望にお答えすべく連綿不断の努力を傾注しております。

  1. 量から質への向上

    ねじ締めについても被締付物の品質機能に伴い、厳しい精度の要求が一般化しつつあります。 例えば、省エネ、小型化が進み自動車のエンジン部等はボルト、ナットに至るまで軽量化の対象となり、サイズが小さくなっている現状です。 このため、ハイテンションボルトの採用は勿論のこと、あわせて締付トルクに対して狭い許容値で管理する必要性が出てきました。
  2. 高信頼性への要求

    ボルト、ナット類1本の弛み、破損すら許容できない時勢であります。
  3. 原価低減および軽量化

    強度的に管理された適正な太さのボルトを適正な締付機を使用することにより、ボルトサイズの見直し、 ボルト本数の見直しを行ない、原価低減をはかる時代に変ってきています。
  4. 省人化・省力化

    これからは組立部門の合理化に目が向けられてきます。この場合、ねじ締付が中心となり 従来は作業者の勘に頼って精度の維持を計ってきたものを、誰がやってもあるいは、機械に任せても、 信頼性のある作業ができるように客観的な管理が必要になってきました。 さらに従来は機械の調子を運転者が確認しながら作業できたが、自動化により、 無人運転点検間隔の延長が行われております。当然ながら機器の信頼性に対する要求が厳しくなり、締付管理の必要が生じてきております。