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GSL & GSLWコントロールシステム

システム概要

  • 新トルクコントロールシステム“GSL”は、電流センサー制御にて多機種の締結物に対し多彩な締付方法を行うことが出来るトルクコントロールタイプのナットランナーシステムです。
  • 名称をGSL&GSLWとし、ANMナットランナー、インターフェースユニット、コントローラユニットに分類が出来ます。

ANMナットランナー

  • 画期的モータ部・減速部を、小型化・耐久性の向上を実現しました。
    モータ部:マグネットを最新の磁石を使用・コイルはモールドタイプに変更し小型化。
    減速部:モータ能力アップにより、減速機構の高効率と高寿命化を計りました。
  • トルクセンサは、電流センサ制御のため具備しておりません。
  • 回転数は、低回転~高回転まで任意に設定できます。
  • 低トルク~高トルクまでの幅広いトルクレンジを豊富な機種にて取り揃えました。

インターフェースユニット

  • インターフェースユニットとは、シーケンサ・ディスプレイ・設定パソコン・プリンタ等の外部ユニットとの通信装置です。
  • GSLシステムは、パソコンをIFユニットに接続することにより、設定データ・締付結果など締付制御に関する情報を確認出来ます。
  • プリンタを接続することにより、設定・締付結果等のデータをパソコンに繋ぐことなく確認可能です。
  • 通信設定は、PIO・SIOのどちらの仕様にも対応出来ます。
  • インターフェースユニットは、単軸及び多軸コントローラ1軸から30軸までの通信機能を有し、1セットに1台取付ます。(31軸以上の場合は2台必要となります)

コントローラユニット

  • 締付精度 目標トルク ±8%~15%
  • トルク保持及び軟体締付にも適するストール制御が出来ます。
  • 高信頼性のため常時、電流センサーと減速部のチェックを始動前に行います。
  • GSLシリーズは、従来のGPCコントローラとドライバーアンプを一体化することにより、小型化を図りました。
  • 回転数及びトルク制御をプログラムにて設定し、多彩な締付パターンを容易に行なう事が出来ます。
  • 位置制御とトルク制御の組合せにより、高速且つ高精度の締付制御を行えます。
  • 自己診断機能により、プログラムNo.・動作状態・アラーム情報等を前面LEDに表示します。
  • 締付プログラムの設定は、設定パソコンorコントローラ前面パネルの2通りの設定方法があります。

GSLシステム構成

GSLWシステム構成

※仕様の数値は、設計変更その他の理由により予告なく変更させていただくことがあります。